ロサンゼルス・ラムズ

Los Angeles Rams

ロサンゼルス・ラムズは、ロサンゼルスに本拠地を置くNFLのナショナルフットボールカンファレンス:NFC西地区に所属しているチームです。ラムズはイングルウッド市にあるソーファイスタジアムでホームゲームを行い、ロサンゼルス・チャージャーズ(AFC西地区)とスタジアムを共有しています。

ラムズは1936年にAFLのクリーブランド・ラムズとして創設され、1937年にNFLに加盟しました。そして1946年にAAFC(オールアメリカンフットボールカンファレンス)にクリーブランド・ブラウンズが参入したことから、ラムズはロサンゼルスへと移転しました。ロサンゼルスではロサンゼルスメモリアルコロシアム、その後は現在のMLBのエンゼルスタジアムをホームスタジアムとして試合を行い、1979年にはパサデナのローズボウルで行われた初の第14回スーパーボウルに出場するもピッツバーグ・スティーラーズに敗れました。

その後、1994年のNFLシーズン終了後、ミズーリ州セントルイスに移転し、セントルイス・ラムズとなりました。1999ー2000シーズンにはセントルイス・ラムズとして、第34回スーパーボウルに出場し、テネシー・タイタンズを破り、スーパーボウルとしては初の優勝を勝ち取りました。その後の2001-2002シーズンには、第36回スーパーボウルに出場を果たしますが、トム・ブレイディ率いるニューイングランド・ペイトリオッツに17-20のスコアで敗れました。

ラムズがセントルイスからロサンゼルスへ帰ってきた翌年の2017シーズンから現在のショーン・マクベイ氏がヘッドコーチとして就任。2018年には第53回スーパーボウルへの出場を果たしましたが、惜しくもトム・ブレイディ選手率いるニューイングランド・ペイトリオッツに3-13で敗れました。(第4クウォーターまで3-3のロースコア。結果、ロースコア記録のスーパーボウルでした。)

2020年の新本拠地ソーファイスタジアムが完成し、また第56回スーパーボウルがホームスタジアムでの開催となることから、ラムズのオーナー、スタン・クローンキー氏はチームのさらなる強化に着手。#1QBのジャレッド・ゴフ選手を放出し、デトロイト・ライオンズからマシュー・スタッドフォード選手を獲得、また2021シーズンの途中にはデンバー・ブロンコスからOLBヴォン・ミラー選手、クリーブランド・ブラウンズからWRオデル・ベッカムJR選手を獲得し、WRクーパー・カップ選手、DTアーロン・ドナルド選手、CBジェイレン・ラムジー選手という最強のチームでレギュラーシーズンを12-5、プレーオフでは、アリゾナ・カージナルス、宿敵トム・ブレイディ選手率いるタンパベイ・バッカニアーズ、サンフランシスコ49ersに勝利し、第56回スーパーボウル出場を決めました。

ホームスタジアムのソーファイスタジアムでの開催となった第56回スーパーボウルではシンシナティ・ベンガルズと対戦し23-20でロサンゼルス・ラムズが勝利し、1999年セントルイス・ラムズ以来のスーパーボウルチャンピオンとなり、ラムズにとって2021シーズンは近年で最高のシーズンとなりました。

2021シーズンオフには、現役引退との噂があったアーロン・ドナルド選手を始め、マシュー・スタッフォード選手、クーパー・カップ選手との契約を更新。またシアトル・シーホークスからLBボビー・ワグナー選手、シカゴ・ベアーズからアレン・ロビンソンII選手を獲得するなど、引退したアンドリュー・ウィットワース選手、ビルズに移籍したヴォン・ミラー選手、スーパーボウルでACL断裂の怪我をしてしまい、未契約のオデル・ベッカムJR選手の穴を埋めるべく補強と底上げをしているラムズですが、2022-23シーズンもディフェンディングチャンピオンとして、強いラムズを見ることが出来るのでしょうか。

都市情報

ロサンゼルス

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