基本情報
全米のスポーツイベントの中でも最も人気の高いイベントとなるのがNFLの頂上決戦となるスーパーボウル。2023年で57回目を迎えます。
2021シーズンからレギュラーシーズンが1試合増えたNFL。
そのため、スーパーボウルも開催が1週遅くなり、2022年は2月13日に開催され、2023年は、2月12日の開催となります。
決戦の地は、アリゾナ州のステートファーム・スタジアム。
この地では2015年の第49回大会でニューイングランド・ペイトリオッツとシアトル・シーホークスが死闘を演じました。
開催週にチケット代が高騰したスーパーボウルでもありました。
今シーズンは、NFCイーストがイーグルス、カウボーイズ、ジャイアンツと出場すればチケット代が高くなりそうなチームが好調をキープしており、チケットの買い方が非常に難しい大会になりそうです。
果たして最後に栄冠をつかむのはどのチームか。NFLファンはまだまだ楽しみが尽きません。
観戦ガイド
スーパーボウルが開催される都市では、スーパーボウルが開催される週に多くのボランティアのサポートを得て、様々なイベントが開催されます。
近年のスーパーボウルでは、ファンイベントであるスーパーボウルエクスペリエンスがコンベンションセンターで開催され、こちらが有料イベントになり、都市によっては無料でもスーパーボウルウィークの体験ができるスーパーボウルライブが開催されます。
また、53回のアトランタ大会以降、スーパーボウルの開催前の木、金、土は、2万人クラスのアリーナでスーパーボウルミュージックフェスティバルが開催され、音楽も楽しめる週末になります。
開催都市
スタジアムがあるグレンデールは、フェニックスのダウンタウンから北西に約20kmほど離れた街になり、車でのアクセスになります。
ステートファーム・スタジアムの周辺はウエストゲート・エンタテインメント・ディストリクトの中心的存在となり、会場周辺には、食べ物屋などのお店、ルネッサンスなどのホテルが建っていますので、安心感があるエリアです。
チケット
スーパーボウルの観戦は、チケット代が高額です。
2016年の第50回大会以降、値段が各段に上がっており、10年ほど前は、3000ドル前後で見れるスーパーボウルもありましたが、2020年のマイアミ(チーフス対49ers)も一時、最低価格が8000ドル以上になるようなスーパーボウルでした。
そして、2021年のタンパ大会もに地元のバッカニアーズの進出が決まったタイミングでのチケット代の価格は、一番安いアッパー席でも一時10000ドルを超えました。
ロサンゼルスのような大都市というのは、全体的なチケット代は高くなります。
最低金額はアッパー席の最安値でも7500ドル前後です。
(チケットが6000ドルぐらいで表示されていてもチケット会社のサービス料が25%ぐらいかかりますで、最終的に総額を見ると7500ドルぐらいになります)
チケットは、イベントの人気により変動するものになります。そのため、今後、値段が変動することもありますが、2022年のロサンゼルス大会の相場としては、かなり高い大会になると想定してください。
過去のイベント
スーパーボウルは開催地が毎年異なります。第50回大会は、サンフランシスコ(サンタクララ)、第51回は、ヒューストン、第52回は、ミネアポリス、第53回はアトランタ、第54回はマイアミと開催されました。
第55回のタンパはコロナのため、日本からの観戦が難しく、また入場制限が設けられた大会ですので、現地からのレポートがありませんが、ここでは、第50回大会以降のスーパーボウルのスーパーボウルウィークのイベントなどを中心に現地でのレポートをまとめております。