いよいよ待ちに待ったNFL 2022-2023シーズンが開幕しました!
サーズデーナイトの開幕戦、NFLは昨シーズンの第56回スーパーボウルの覇者、ロサンゼルス・ラムズの対戦相手として、昨シーズンのAFC Eastを制し、今シーズンのこそプレーオフでの躍進が期待されるバッファロー・ビルズをぶち当ててくるなど、第57回スーパーボウルの対戦を想像させるビッグなカードを組んできました。
会場となったロサンゼルス・ラムズの本拠地「ソーファイスタジアム」には椅子席の定員を超える7万3千人のファンが訪れましたが、試合開始5時間前からラムズファンのテールデーター達は超大盛り上がり。また遥々バッファローから、本当に驚くほど沢山の”ビルズマフィア”達も開幕戦の応援に来ており、会場内は「どっちのホーム?」と思う位の熱狂ぶりでした。
試合前には第56回スーパーボウル優勝のバナーセレモニーが行われ、昨シーズンで引退したOL:アンドリュー・ウィットワース選手が司会を務め、また会場にはオデル・ベッカムJr.選手も訪れており、優勝バナーを序幕する掛け声と共にラムズの選手たちが入場し、場内は興奮の坩堝と化しました。
国歌斉唱は人気R&Bシンガーの"Tinashe"(ティナーシェ)、ハーフタイムショーは何と、ハードロックの伝説:オジー・オズボーンが出演するなど、さすがはエンターテイメントキャピタルであるロサンゼルスを思わせる演出。
肝心の試合の方はと言いますと、、、皆さまご存じの通り31ー10でバッファロー・ビルズが勝利。QBジョシュ・アレン選手(297 pass yd)を中心として、WRゲイブ・デービス選手(26yd pass TD)、アイザイア・マッケンジー選手(7yd pass TD) 、ステフォン・ディグス選手(53yd pass TD)がそれぞれタッチダウンを決め、ジョシュ・アレン選手自らも機動力を発揮してタッチダウン(4yd run TD)を決めました。ディフェンスでは7回のサック(7回中2回はヴォン・ミラー選手)、インターセプト、パスブロックを決めるなど、まだ初戦とあって両チーム共にミス的なプレーが目立つ試合でしたが、ビルズがしっかりと決める所は決めての勝利。
一方、全米で2千100万人が鑑賞したと言われる記念すべきNFL開幕戦を落としたラムズ。QBマシュー・スタッフォード選手(240 pass yds、通算50,000 pass yds達成)からの4ヤードパスで見事なTDを決めたWRクーパーカップ選手(128 rec yds)とマット・ゲイ選手が57ヤードフィールドゴールを決めた以外は、終始ビルズに押される展開。7サック、3インターセプト、パスブロック、ランプレーはことごとく潰される等々、見ているファンも選手同様、予想外の展開にフラストレーションの塊になってしまいましたが、次の試合、対ファルコンズ戦までのどの様なアジャストをしてくるのか、ディフェンディングチャンピオンとしての意地を見せる試合展開を期待したいと思います。