マイアミ・ドルフィンズはフロリダ州のマイアミに本拠を置き、1966年にAFLのチームとして発足し、1970年からNFLに加盟。現在はAFC東地区に所属しています。
遠い昔の記録から遡ると、スーパーボウル制覇2回、カンファレンス優勝5回、地区優勝は13回の経験を持っています。その歴史の中にはプロフットボール史上最も勝利数の多いヘッドコーチであるドン・シュラ氏や、QBのダン・マリノ選手等々の名選手がドルフィンズの歴史を作ってきました。
近年では2016-17シーズンを10勝6敗でワイルドカードに進出するも、ロスリスバーガー選手率いるピッツバーグ・スティーラーズに12-30で敗れました。
ですが、やはり2020年ドラフトでQB トゥア・タゴヴァイロア選手、また2021年ドラフトではルーキーイヤーに104 レシーブ&1,015ヤード、7タッチダウンという記録を叩き出したWR ジェイレン・ワドル選手の加入がドルフィンズやファンにとって大きな希望となりました。2021シーズンは開幕戦でペイトリオッツに勝った後、まさかの7連敗。シーズンは終了したかと思いましたが、Week9でテキサンズに勝つと、その後7連勝というNFL史上初の記録で9勝8敗という成績で、惜しくも2016シーズン以来のプレーオフ進出には届きませんでしたが、驚きのシーズンとなりました。
今オフにはカンザスシティー・チーフスからWRタイリーク・ヒル選手が加入し、新ヘッドコーチに過去NFL6チームでオフェンスコーディネーターやコーチを務めた経験を持つマイク・マクダニエル氏を迎えての2022シーズン、AFC東地区でバッファロー・ビルズを脅かす存在になれるのか、ドルフィンズの更なる躍進が期待されます。