NFL:『2023 プロボウル・ゲームズ』フラッグフットボール本戦は NFC が勝利!

2023 NFL PRO BOWL GAMES:プロボウル・ゲームズ

現地2月5日(日)ラスベガス・レイダースの本拠地アレジアント・スタジアムにて『2023プロボウル・ゲームズ』本戦が5万8千人の観衆を集めて行われました。

今回から、新しい試みとして採用されたメインゲームは「フラッグフットボール」。今まで以上のゲームになるのか?インテンシティーは得られるのか?などこの変更に対してファンの間では多くの不安視する声も聞かれましたが、結果としては思ったよりも好評だったようです。
 
フラッグフットボールのメインゲームは前後半20分の試合が3試合行われ、AFC33ー35NFCでNFCが勝利しました。
 
試合ではNFCのクウォーターバックはオリジナル選出のジーノ・スミス選手(シーホークス)とカーク・カズンズ選手(バイキングス)というベテラン勢が活躍。キャリア終盤とも言えるジーノ・スミス選手がプロボウルに出場しているのは本当に素晴らしく、色んなカムバックがある中でも、ジーノ・スミス選手はカムバック・オブ・ザ・イヤー賞に値するのではないでしょうか。
 
AFCのQBは、これがレイダースとして最後のホームスタジアムでのプレーになるであろうデレク・カー選手、今シーズン、ジャガーズをプレーオフへ導いたトレバー・ローレンス選手、レイブンズのタイラー・ハントレー選手が最終的に出場しましたが、中でもタイラー・ハントレー選手が健闘し、ハッスルプレーを見せていました。
 
また、怪我を防ぐためにタックルは禁止されているフラッグフットボールですが、ジェイレン・ラムジー選手(ラムズ)が、デバンテ・アダムス選手(レイダース)から絶妙なトスを受けてタッチダウンを狙ったタイリーク・ヒル選手(ドルフィンズ)に接触してヒル選手が弾き飛ばされたプレーでは、ラムジー選手らしい「アンネセサリーラフネス:Unnessesary roughness」のペナルティーを取られてしまうなど、日頃から慣れていないNFLフラッグフットボール公式審判の厳しい判定に選手たちが戸惑っていたのも面白い一面でした。ですが、クリーブランド・ブラウンズのDE:マイルス・ギャレット選手は試合ではないゲームで、骨折は免れながらも足の指を脱臼し、完治まで数週間掛かるという怪我をしてしまいました。
 
来年のプロボウルはどんな内容となるのでしょうか。

日程的には、第58回スーパーボウルが2024年2月11日に同会場のアレジアントスタジアムで行われるため、この日程では別都市での開催となるかもしれません。

 
NFC vs. AFC フラッグフットボール GAME 1 ハイライト
 
NFC vs. AFC フラッグフットボール GAME 2 ハイライト
 
NFC vs. AFC フラッグフットボール GAME 3 ハイライト
 
その他のゲーム: