AFCディビジョナルラウンド
注目のAFCディビジョナルラウンド、ジャクソンビル・ジャガース VS. カンザスシティー・チーフスの一戦は、大方の予想通りに20-27というスコアでカンザスシティー・チーフスが勝利。5年連続となるAFCチャンピオンシップ進出を決めました。
チーフスは最初のドライブでQB1:パトリック・マホームズ選手(22/30パス、195パスヤード、2タッチダウン)からパスを受けたTE:トラヴィス・ケルシー選手(14キャッチ98ヤード2タッチダウン)が先制のタッチダウンを決め、この試合もこの流れで進むのかに思われましたが、第1クウォーターの後半2分にパトリック・マホームズ選手がパスプレーの後、ジャガーズのLB:アーデン・キー選手とDL:コーリー・ピータース選手と交錯し右足を負傷、そのままハーフタイムまで出場せず、ジャガースにとってはチャンスかと思われましたがQB2:チャド・ヘン二選手が出場し98ヤードのドライブでは、またもやトラヴィス・ケルシー選手へのパスで2度目のタッチダウンを決めました。
後半、パトリック・マホームズ選手は右足をかばいながらのプレーとなり、得意の自らラッシングは稼げず、バランスを崩すこともあり、第3クウォーターこそ粘り強く守るジャガースのディフェンスに押さえられ、一時は17-20の3点差まで追い上げられました。ですが第4クウォーターの75ヤードのドライブでは、TE:トラヴィス・ケルシー選手、WR:ジュジュ・スミス・シュースター選手らがパスを繋ぎ、RB:アイザイア・パチェコ選手(98ヤード)、ジェリック・マッキノン選手がヤードを稼ぎ、最後の2nd & Goalではマホームズ選手からへの右足をかばってのジャンピングパスを受けたマルケス・ヴァルデス-スカントリング選手がタッチダウンを決めて、それが決勝点となりました。また一つ、パトリック・マホームズ選手のビデオリールに残るプレーになるのではないでしょうか。
一方、ジャクソンビル・ジャガースも第4クウォーターの最後までインターセプト、ターンオーバーなどのミスも無く、QB1:トレバー・ローレンス選手を中心に引き締まった試合を展開。WR:クリスチャン・カーク選手、RB:トラヴィス・エティエンJR選手がタッチダウン。またWR:ジャマール・アグニュー選手はキック&パントを合わせ154ヤードのリターンを決めて試合の流れを変えるなど、ダグ・ペダーソンヘッドコーチ率いるジャガース素晴らしい試合を見せてくれました。
カンザスシティー・チーフスはAFCカンファレンスチャンピオンシップへと進み、現地22日(日)に行われるシンシナティ・ベンガルズ VS. バッファロー・ビルズ戦の勝者と対戦します。バッファロー・ビルズが勝利した場合には、「中立地」であるアトランタのメルセデスベンツ・スタジアムで試合が行われます。