NFL プレーオフ:ワイルドカード・ラウンド 1月16日(月)の試合結果

NFCワイルドカード

果たしてトム・ブレイディ選手がバッカニアーズとして、または現役選手として最後の試合となるのか?、一方「AMERICA'Sチーム」として、今シーズンはワイルドカードで負けることは許されないダク・プレスコット選手率いるカウボーズ。
 

2022 NFLプレーオフ・ワイルドカード最終戦、ダラス・カウボーイズ VS. タンパベイ・バッカニアーズの対決は、ある意味で最高に興味深いマッチアップとなりました。

 
ダラス・カウボーイズ 31-14 タンパベイ・バッカニアーズ
 
今シーズンの開幕戦では、19-3とバッカニアーズに敗れているダラス・カウボーイズでしたが、今夜は今シーズン最高とも言える試合を展開し31-14でバッカニアーズを下して、ディビジョナルラウンドに進出を決めました。この勝利はカウボーイズにとって1992年以来、30年ぶりのプレーオフロードゲーム8連敗を止める勝利となりました。

 
今夜のカウボーイズは、QB:ダク・プレスコット選手が序盤から普段以上の気合の入ったプレーを見せ、自らの足で1st ダウンを果敢に狙い、4th & Goalではラッシングタッチダウンを決め、投げてはパス(25/33)をビシバシと通して、305ヤード、4タッチダウンパス、0(ゼロ)インターセプトと、最後まで失速せずに素晴らしい活躍。またRB:トニー・ポラード選手がランを稼いで攻撃を勢いづけると、TE:ダルトン・シュルツ選手、WR:Cee Deeラム選手、マイケル・ギャロップ選手が走り、パスをしっかりキャッチしタッチダウンも決めるなど、オフェンスラインを含めオフェンス陣も気合を見せました。今夜はひときわ元気だったマイカー・パーソンズ選手がディフェンス陣を勢いづけ、今夜はバッカニアーズを抑え込みました。
 
一方、今シーズンは調子の良し悪しが極端なタンパベイ・バッカニアーズですが、今夜の試合も前半からトム・ブレイディ選手WR:マイク・エバンス選手等が上手くかみ合わず、全てがコネクトしない試合展開となり、第3クウォーターの終わりにトム・ブレイディ選手からの30ヤードパスをWR:フリオ・ジョーンズ選手が見事にキャッチしタッチダウンを決めて24-6。バッカニアーズ勢いづくかと思われたその後のドライブでカウボーイズにタッチダウン(ラム選手)を許し、第4クウォーターの最後には1タッチダウン(ブレート選手)と2ポイントコンバージョン(エバンス選手)を追加しますが、時すでに遅しという結果となりました。