2023 CFPナショナルチャンピオンシップは、ジョージア大が2連覇達成!

現地1月9日(月)、全米のカレッジフットボールの王者を決める『2023 CFP National Championship:カレッジフットボール・プレーオフ・ナショナルチャンピオンシップ』が、カリフォルニア州ロサンゼルスにあるソーファイスタジアムで行われました。

2023年1月9日(月)4:30pm 

TCU ホーンドフロッグス 7 ー 65 UGAブルドッグス

MVP:
オフェンス:ステソン・ベネット選手(QB、ジョージア大)
ディフェンス:ジェイヴォン・ブルラード選手(S、ジョージア大)

観客数:72,628人

今回、CFPナショナルチャンピオンシップ2連覇を狙う名門ジョージア大学:ブルドッグス VS. 今シーズン、誰もがここまでの躍進を予想しえなかったダークホースとして勝ち上がってきた テキサスクリスチャン大学(TCU):ホーンドフロッグスの決勝戦となりましたが、結果は65-7というスコアでディフェンディングチャンプのジョージア大学が圧勝(15勝0敗)。CFPナショナルチャンピオンシップ2連覇を達成し、再び全米#1の座に輝きました。

アメリカのメディア各局の報道によると、ジョージア大は、昨日の優勝を含め1シーズンを15勝0敗で終えた5番目のチームとなり、CFP時代(2014年以降)には初めて2連覇をしたチームになります。また現在25才で最終年となるジョージア大学QB1:ステソン・ベネット選手カービー・スマート監督の下、2021年、2022年の2連覇にチームリーダーとして大きく貢献してきました。ベネット選手が、この試合で記録したパス18/25、304ヤード、4 タッチダウンパス、2 ラッシングタッチダウンという数字は、CFPタイトル戦で元LSU・現ベンガルズのクォーターバックのジョー・バロー選手と並ぶ最多得点36ポイントの獲得に貢献しました。

一方、TCU(13勝2敗)は、今季から監督を務めるソニー・ダイクス監督の下、レギュラーシーズンを12勝0敗で終え、BIG12チャンピオンシップでカンザス州立大学に惜しくも逆転で敗れ12勝1敗となりましたが、CFPランキング3位の座は奪われず、BIG12のテキサスの大学郡(テキサス大、テキサス工科大、ベイラー)としては初のCFP進出。CFP準決勝となる12月31日に行われたフィエスタボウルではCFPランキング2位の強豪ミシガン大学を下して、TCUにとって1938年以来の全米チャンピオンを賭けた「CFPナショナルチャンピオンシップ」への進出となりました。ジョージアのステソン・ベネット選手と共にハイズマントロフィーにもノミネートされたQB1のマックス・ドゥガン選手、NFLドラフト注目のWRクエンティン・ジョンストン選手、ディー・ウインタース選手、トレヴィアス・ホッジス・トムリンソン選手等々の活躍が光りました。

来年は、どのチームがCFPナショナルチャンピオンシップに進出してくるのでしょうか。向こう3年間のCFPチャンピオンシップの開催地は以下の様になります。

2024年:NRGスタジアム(テキサス州ヒューストン)
2025年:メルセデスベンツスタジアム(ジョージア州アトランタ)
2026年:ハードロックスタジアム(フロリダ州マイアミ)