現地12月26日、AFL西地区のロサンゼルス・チャージャーズは、インディアナポリス・コルツを破り、2018年以来となるプレーオフ出場権を獲得しました。現在はAFCワイルドカードの#6シードをキープしています。
昨シーズンは第18週にプレーオフスポットを賭けた同地区ライバルのラスベガス・レイダースとの対決では延長戦で敗れ、惜しくもプレーオフ進出を逃していました。
現在3連勝中のチャージャーズは第16週、プレーオフ進出まで最短距離のシナリオは、ニューヨーク・ジェッツ、ラスベガス・レイダース、ニューイングランド・ペイトリオッツの3チームが敗戦し、今夜の自軍の勝利が必須条件でしたが、偶然にもそれらが全てが整って臨んだコルツ戦をものにしてのポストシーズン進出です。ヘッドコーチのブランドン・ステイリー氏は就任2年目にして初のポストシーズンとなります。
今シーズンのチャージャーズは、ダーウィン・ジェイムスJR選手、ジョーイ・ボサ選手に加えて、カリル・マック選手、J.Cジャクソン選手、カイル・バンノイ選手、セバスチャン・ジョセフデイ選手、等のディフェンス陣を補強。
そして3年目の#1QBジャスティン・ハーバート選手を中心としたWR:キーナン・アレン、WR:マイク・ウイリアムス選手、RB:オースティン・エクラー選手、TE:ジェラルド・エヴァレット選手、C:コーリー・リンズリー選手、T:ラショーン・スレイター選手、2021年ドラフト#1のG:ザイオン・ジョンソン選手等のオフェンス陣で、AFC西地区の王者カンザスシティー・チーフスをも脅かす存在となることが予想されていました。
ですが、開幕戦から上記の主要選手が次々と負傷して戦線を離脱するという予想外の展開となり、厳しい戦いを強いられたチャージャーズでしたが、QBジャスティン・ハーバート選手は@チーフス戦で肋骨の軟骨を骨折しながらも、ここまで全試合に出場。セカンドチームがオフェンス、ディフェンス共に粘りに粘ってここまで勝ち進んでいます。
プレーオフを前に、ほぼベストなロースターに戻りつつあるロサンゼルス・チャージャーズにも注目です。